続報!はてなブログとWordPress。
最近見た映画は「ターミナル」「インフェルノ」「ハドソン川の奇跡」
トム・ハンクス漬けの日々を送っている俺である。
みなさんは何漬けだろうか?
さて、シリーズ化決定と言っていてなかなか書いていなかった、はてなブログとWordPress。サボっていたわけではなく少し眠らせておいた。
今のところはまだまだはてなブログ優勢といった所だがWordPressも徐々に追い上げをみせている。来月辺りには差はもっと縮まってきているだろうなあ。半年で形勢逆転もあり得る勢いになっている。
ちなみに先日のGoogleアップデートの後の動きを追ってみるとビッグワードはごっそり順位を落としている。というか今まで上位に簡単に入れすぎていたというのもあるのだけれども。なのでこれは想定内の動きなんだよねえ。今までが異常なのであ〜る!
逆にビッグワードを狙ってしっかりと作り込んだ記事は順位を上げた。というよりも他のが吹っ飛んだのであろうなあ。Googleもしっかり仕事をしたという結果なんだろうねえ。
逆にミドルワード、スモールワード、ロングテールは順位変動は大きく変化はなかった。むしろ簡易的なまとめも未だ上位に残っている。まあ狙ってるキーワードがそこまで強いものではないので一概にはいえないのだけどもねえ。
ちなみにビッグワードというのは例えると「お茶」みたいなものである。ミドルワード、スモールワード、は「お茶 淹れ方」「お茶 急須 穴」「お茶 トイレ 近くなる」みたいな感じだ。簡単過ぎて説明にもならないがイメージ的に。
まあこんな感じでいまのと所様子をみている。後は先日から内部リンクの強化を始めた。
内部リンクというのは自分のブログ内の記事へのリンクである。他の人からへリンクを貼られるのは外部リンクだ。
基本的には関連記事やサイドバーの最新記事などもその一つになるのだけれども、ここからのリンクパワーというのは極めて薄い。以前はグーグルも進めていてSEOとしての価値も与えていたようだがその価値を否定しだしたのだ。
SEO以外では関連記事の重要性というのもあったりする。つまり別の役割が有るということなのだなあ。
それじゃ本当の内部リンクとは?ということになるがこれはつまり本文に張られたリンクになる。最終的に吐出されるコードを見ればヒントが隠されている。感覚的に分かる人もいるだろう。
内部リンクを強化するといって全ての記事に内部リンクを張り巡らそうというのを紹介しているのをいくつかの記事で見た。実戦してる人もいた。
それはカルピスウォーターの味に飽きてカルピスの原液を買ってきたのに水をいっぱい入れて結局カルピスウォーターと同じ味にするのと同じだ。
つまりは味が薄まってしまう。
なにが言いたいかというと内部リンクはむやみやたらとするのではなく構築する必要があるということだ。ピラミッド型にしたり。他にもいくつかある。そこまでやるというのを面倒という人もいるだろうしブログでは薄くてもいいから全部にはる人もいるだろう。
ブログにより違いもあるし全ての記事にリンクを貼った方がいい場合もある。WEBサイトの場合も違う。時と場合によるのだけれども自分のブログはどうするのが良いのか分からずにやってしまうと折角の効果が薄れてしまうものだ。最悪足をひっぱることもあるんだよねえ。
ブログによって違うのでレクチャーは難しいから自分のブログで上手くできたからといって他の人のブログで上手くいく保証はないということだなあ。
これが完全無欠のブログンローラー!だとレクチャーをしているのをたまに見ると恐ろしくも思う時がある。
でもそういうのも含めてブログなんだなあというのも分かったような気がするんだよねえ。つまりはブログは平和なんだなあって。もちろん良い意味で!
まず今日はこれぎり!
俺のライバルは昨日の俺。
昨日今日とブログをお休みしようと思っていたのだけれども嫁ちゃんが昼寝中なのでちょこっとブログを書こうと思う。
俺のライバルは昨日の俺。
ちょっと格好いい感じの言葉だなあ。ただあまり役立つ記事ではないことは先にいっておこう。まあいつものことだが。
何かというと、先日TwitterのマーベラスBotを作ったという話しをしたのだけれどもそのTwitterBotに問題があった。
まずはリプライの中にマーベラスという言葉が含まれていると、マーベラスと自動返信する機能をつけたのだが、これが上手く動いている。大体10秒以内には返せるようだ。
しかし、自分も手動でリプライをしようとすると、俺よりも先にマーベラスBotが「マーベラス!」とリプライしている。
そして、数時間に一回つぶやく機能があるのだが、俺が手動でつぶやくよりも「いいね」されているではないか。
もちろん俺がマーベラスBotを作り登録した言葉も俺が考えたものだ。だがなんだろうこのもやもやした気持ちは。
まさかマーベラスBotにジェラシーを覚え始めているのだろうか?
以前にも書いたのだが俺は自分と人とは比較をしない。比較することを辞めたのだ。
だけれども自分となると話しは別のようだ。俺は今自分とマーベラスBotを比較している。
自分が作ったロボットというか機能を意識してしまっている。
まさに俺のライバルは昨日の俺。いや、俺のライバルは機能の俺。である。
お後がよろしいようで。
まず今日はこれぎり!
このブログで今月からやりたいことをリストにしてないが書いてみようじゃないか。
今日は今月このブログでやっていきたいことを書いていこうじゃないか。
まずは読者登録も増えて100人を突破しましたあ。感謝感激雨マーベラスです!
皆さんありがとうございますですぞい!
また、昨日の記事はたくさんの人に読まれたようで嬉しかったぞい。
あんな感じのでよかったらなにか出していこうと思ってるんだなあ。このブログをはじめてもう少しで2ヶ月になるので少しいじっていこうかなと考えてる。
使えそうなのがあったらひょっこり出すかもしれないなあ。
超初心者向けの面白ろCSS入門も企画はしてみようじゃないか。ゆるい感じのなら俺自身も楽しんでやれそうだし。始めるとしたら来月位になりそうだけども。
そして自分語りをまたしようと思う。WEBマーケティングも。愛についても。そろそろまとまってきてるので今月はこの辺が中心になるかなあ。
後ははてなブログとWordPressも少し動きがあったのでまた書いていきますぞい。
もちろん雑記も書くからねえ。愛用品紹介もしたいしってそれじゃいつもどおりの俺のブログと変わらないじゃないかい。まあ今月も平常運転ということで。
あれ?それではこの記事を書く意味がなくなってしまう。まあそれでも書けばいいじゃないかい。
それと1つ、今までと違うことをはじめてみた!
そうだ、この発表がしたかったんだ。先日Twitterを始めた報告をしたのだけれども。
そのアカウントにbot機能を付けてみた。その名も!
マーベラスbotだ。どうだい格好いい名前じゃないかい?なんてマーベラスなのだろうか。現在もう既に発動をしている。
— KNSK@はてなマーベラス (@marvelousknsk) 2017年3月1日
このマーベラスbotはなにかというと自動でつぶやきをしてくれる機能であるのだなあ。今のところは夜中以外の数時間毎に設定してある。
なのでたまにさまざまなマーベラスをつぶやくことがある。
現在登録してあるマーベラス発言は15種類。
普通のマーベラスから人生に役立つマーベラス。さりげないマーベラスなど登録してある。君はすべてコンプリートできるか!?
また俺のアカウントにマーベラスという言葉を入れてリプライをすると容赦なくマーベラス!とつぶやき返す。
とりあえずはテストとして普通のアカウントにbot機能を付けてみたがもしかしたらマーベラスbotのアカウントができるかもしれない。
まあそれは様子をみてみようじゃないか。
まず今日はこれぎり!
はてなブログのパンくずリストをCSSデザインしてみた。CSSコードも載せておくよ。マーベラスなプレゼント!
ついに今日から3月になった。みなさんいかがお過ごしだろうか?
俺は昨日のメモリの交換以来「OBE920」が好調なので調子に乗っている。
ちなみに「OBE920」というのは…これは昨日散々やったのでもういいか。知らない人のためにリンクを貼っておこう。
新しい月を迎えたということでブログのテーマを変更してみた。最初にいくつか試した候補のうちの1つなのだけども。
スマホの人には見れないと思うのだがパンくずリストが付いている。どうやら非公式のものもあるらしいのだが、これははてなブログの機能を使ったものだ。
まあそれは驚くべきことではないのだけども。パンくずリストて何?についてはWikipediaの説明を読んでみよう。
ウェブディレクトリのような大規模なウェブサイト内で、利用者がサイト内での現在位置を見失わないようにし、ナビゲーションを助けるために使われる。「パンくずリスト」という名前は、童話『ヘンゼルとグレーテル』で、主人公が森で迷子にならないように通り道にパンくずを置いていった、というエピソードに由来する。
名前の由来はヘンゼルとグレーテルから来ているということで怖いイメージをするかもしれないがWEB版のパンくずリストは魔女も出てこないし優しい機能なので安心してほしい。
パンくずが散らばって部屋が汚れることもない。だが食べることもできないので期待しないでほしい。
まあ話しを戻そう。
そのパンくずリストをCSSでデザインしてみた。普通のでも良かったのだがなんとなくやりたくなったのでやってみた。
画像にするとこんな感じだ。
左からTOP。雑記の部分はカテゴリー。そして記事のタイトル。背景色が変更されていく仕様だ。一応レスポンシブなのだがスマホで表示される場合はタイトルの部分が短くなりタイトルが途中まで表示されるようになる。
以前使ってたテーマ「Innocent」だと何かCSSが効いているのか一部の色変更がおかしくなってしまった。そこで今回のテーマに変更してみたのもある。
以前のテーマがおかしいということではなく俺が書いたCSSに合わなかっただけなのだろうが。
今回変更したのは「Contents」というテーマなのだけども幅が合わずに少し手を加えてある。その辺が他のテーマでどうなるかはちょっと分からない。
まあこの部分の変更の方が楽だったのもあり最終的に「Contents」の方にさせていただいた。
はてなブログのパンくずリストは元々HTMLやセレクタが自動的に吐き出される仕様なのでそこに合わせてCSSを適用した。そして疑似要素などを足している。
CSSなど分からない人にはちんぷんかんぷんな話しで申し訳ない。
本来そこから説明をした方が良いのだろうがこのブログではそういうのはあまりしたくない。CSSを面白おかしく説明していくのも楽しそうではあるんだけどねえ。
せっかく作ったのでもし使いたい人がいたり参考にしたい人がいたらと思いCSSを公開することにした。
俺から皆にマーベラスなプレゼントだ!
まあどうなるかは分からないがデザイン設定からデザインCSSに貼り付けてみて使えそうなら使ってみてちょうだいな。
まず今日はこれぎり!
俺のMACがロボットダンスをはじめたってよ。
昨日はブログが書けなかった。まあたまに休むのもいいものだ。そんな日があってもいいじゃないかあ。
と思いつつ帰宅して愛用のMACPROを起動させると、なぜだが重い。再起動をしても同じだ。Chromeブラウザを開くのにも時間がかかる。いつもは快適に動いてくれるのにどうしたのだろう。他にもいじろうとしたが非常にカクカクだ。少し動いては止まる。また少し動いては止まる。
最初はロボットダンスの真似でもして楽しませてくれているのかと思っていた。そう見れば確かに楽しい。なかなかやるじゃないか。
これはMACPROの新しい進化なのか。
だがやはり様子がおかしい。どうやら違うようだ。
俺は異変に気づいてしまった。
ちなみに俺はMACPROのことを「OBE920」と呼んでいる。発音は「オベナイントゥーオー」だ。特に意味はない。この記事でもこの後は「OBE920」と書き記す。
エラーチェックを見てみると、メモリーエラーのようだ。しかも半分がエラーを起こしている。「OBE920」とてもは無口なので何も言わない。フタを開けると赤いランプが点灯している。
オーマイパスタッ!さすがにこれでは仕事にもならない。
ということでAmazonでMemoryを購入したら、今日の昼間に届いた。昨日の夜中に注文したのに早いものだ。実にマーベラス!Amazonはいつでも僕らの味方だ。
「OBE920」にメモリを差し込んだら無事に反応してくれた。しかも今までの倍のメモリを購入して搭載してみた。は、はやい!
「OBE920」の顔がいつもよりも凛々しく見えるのは気のせいだ。
少しファンの音が大きく聞こえるが温度的にはそんなに変わりはない。今のところエラーもなく正常運転中。
「OBE920」は新しいMACPROではないがまだまだ現役で頑張ってくれている。来年で10周年。OSにはEl Capitanを入れグラフィックボードも変えSSDを積み、USB3.0にした。メモリも増やした。
外で最新のPCを使ったりもする。数値上はどうか知らないが体感では遜色はない。
だが時々嫁ちゃんのiMacが俺を誘惑してくる。ちなみに嫁ちゃんはこのiMacを「パソコン」と呼んでいる。発音は「パソコン」だ。パソコンとはパーソナルコンピュータの略だ。別名PCとも呼ぶ。
スマートで美しい曲線が嫌でも目に入ってしまう。正直羨む気持ちもなくはない。
「OBE920」は最新のOSではついに対応外に弾かれてしまった。これからの季節は熱くもなるし足や椅子をぶつけてしまおうものなら再起動がかかる。最新のフォトショップやイラストレーターは入らない。アフターエフェクト(趣味程度)はもたつく。さらにでかい。一体どうしたらこんなにでかいパソコンが作れるのだ。大体場所を取りすぎなのだ。
悪いところを上げればキリがないが普段そんなことは一切思わない。それも含めて俺の「OBE920」ではないか。
俺はそんな「OBE920」と共に進むのだ。これからもよろしく頼むぞい。
という記事を俺はMacBook Airで書いている。このMacBook Airは外出用のノートパソコンだ。ブログは主にこちらで書いている。
ちなみに俺はこのMacBook Airを「ぶんちゃん」と呼んでいる。発音は「ぶんちゃ〜〜ん」だ。特に意味はない。この記事でもこの後は「ぶんちゃん」と書き記す。
…
……
………
俺はそんな「ぶんちゃん」と共に進むのだ。これからもよろしく頼むぞい。
という記事の編集を俺はiPadProでしている。
ちなみに俺はこのiPadProを「………
まず今日はこれぎり!
俺が食べられない唯一の食べ物とは。
俺には食べることのできない物が唯一ある。唯一と書いたがまだ見たことも食べたこともないモノは分からない。
ただ日本の一般的マーケットで容易に手に入る食材ならば食べられるということだ。
だがどうしても食べられないものがある。昔は好きだったのだが今では駄目だ。
どこかマーケットにいけば山のように積んである。1個売りでならんでいる高級なものもある。
とにかくアレだけは駄目なんだ。どうしても食べれないんだ。
特にシーズンにもなればどこもかしこもそればかりに見える。
昔はそんなことはなかったような気もするが俺が嫌いなものだから目に入るのか……
長くなりそうなのでそろそろアレの名前を発表するか。
チョコレート。
と思った人もいるかもしれないが正解は。
イチゴである。a.k.aストロベリーだ
俺はイチゴだけは食べられない。他のベリー系は大丈夫なのだが。
ブルーなベリーもブラックなベリーもラズなベリーも食べられる。
だかストロなベリーだけは食べれないのだ。
なんでなのか?
それは見た目が可愛いからだ。あんな可愛いものをどうして食べられるんだ?
というのは冗談だが。
昔食べすぎたせいで……まあその後はご想像に任せる。
皆おいしいおいしいと食べている。以前ケーキ屋さんに行ったら1つ以外全てのケーキにイチゴが乗っていた。
モンブランにまでイチゴを乗せるなんて。
もはや俺の選択肢は1つしか残されていなかった。
ずいぶん前のことになるが、嬉しいことに俺の誕生日会を開いていただけた。
しかし最後に出たケーキはイチゴづくし……
あるツアーに友人と参加した時には誘われるがままに何もしらずにいったのだが、イチゴ狩り付き……
イチゴ嫌いな人なんていないよね?ってよく耳にしたりするが。
イチゴを嫌いな人はこの世の中にもいるんだぞい!
まあ嫌いなものがあるなら先に伝えておきましょう!ってことかなあ。
このブログのTwitterアカウントを開設したので紹介するぞい
昨日夜中に記事を書いていたら途中で公開してしまった。その記事は削除して改めて公開しよう。
昨日は真面目に書いてみたのだけれどもたまにああいうのもいいよねえ。というかはてなブログのAmazon商品紹介便利でいいなあ。お小遣い稼ぎだけなくていろいろな使い方ができる。
俺はまだこのブログではAmazonアソシエイトのアカウントは登録してないんだけれどもはてなのトラッキングIDが入ってるから何か売れたらはてなの収入になるのかなあ。
アソシエイトIDはあるからこのブログにもいつか登録しよじゃないかい。今はまだしないけどねえ。
ちなみにリニューアルされたAmazonアソシエイトの画面に慣れてないのである!
っと昨日の記事で今月の目標も達成。少し緩みもあったけどまずまずといったところ。といってもPV数ではなくて記事の話し。PVはまだまだ気にもしてないからなあ。
来月はもう少し踏み込んで本格的に書いていければと思っておりますぞい!
というわけで今月の目標達成のご褒美にこのブログのツイッターアカウントを開設してみた。
ツイッターはじめましたぞい!
— マーベラスKNSK (@marvelousknsk) 2017年2月24日
はてなとは連携もできるので便利そうだしはじめてみた。
もしよければフォローしてくれるとマーベラス!とつぶやくかもしれないぞいと。
俺の方からも普段読ませていただいている諸先輩方のTwitterアカウントを見つけ次第フォローする予定なのでブロックしないでねえ?
まあスルーやブロックされても気にしない性質なので俺のことなんか見たくもない!マーベラスマーベラスってうるさいんじゃボケっ!という方はお気軽にスルーやブロックを!!
来月の目標達成したらはてなブログPROにしようかなあ。
まず今日はこれぎり!
ミッフィー作者ディック・ブルーナに捧げるレクイエム
2月16日、ディック・ブルーナが亡くなったニュースが流れてきた。このニュースは俺にとっても悲しい出来事であだった。
オランダ人であるディック・ブルーナはグラフィックデザイナーであり絵本画家だ。
日本ではミッフィーが有名だろう。子どもの時に読んだ記憶がある人も多いはずだ。キャラクターとしての人気も高い。サンリオのキャラクターだと思っている人もいたりするものだが違う。
実はこのミッフィーにはいくつかの名前がある。どれもふわふわのうさぎという意味だ。
「ナインチェ・プラウス」
「ミッフィー・バニー」
「ふわふわ うさこちゃん」
まずオランダやベルギーなどではオランダ語の「ナインチェ」という名前。そして英語圏ではおなじみの「ミッフィー」これは後に日本でも親しまれる名前となる。
それ以前に日本に入ってきた時の名前は「うさこちゃん」であった。
これは出版社の違いで今でも両方の本が発行され販売されている。福音館書店では1964年から出版。講談社では1979年から出版が開始されている。
本として売れているのは福音館書店の方だが名前の知名度でいえばミッフィー。これは本としてではなくてキャラクターグッズなどで定着していることから起こる現象のようだ。
俺も小さい頃に読んだ。みんなノンタンを読んでいたが俺はミッフィーが好きだった。なぜかは分からないがミッフィーに夢中。
まだその時にはミッフィーがディック・ブルーナの作品だとしることもなかったが。
だが成長と共にミッフィーに触れることもなくなった。どこかでキャラクターとしてのミッフィーを見ても何も感じなくなっていた。
しかし俺はある所でこのディック・ブルーナの世界と再開を果たすことになるのだ。
あれはいつごろだったかは忘れてしまったが俺は仕事に行き詰まりを感じていた。 当時はWEBだけでなく紙ものもやっていた。いわゆる印刷物だ。
もともと紙ものは得意ではなかった。自信もないので自分のスタイルもない。というか本当にやりたいのはWEBなのになんで紙物をやってるんだろう……生きていくために仕方ないか。みたいな部分も当時はあった。今ではそんなことは一切思ってないのだけれども当時は若かった。
そんな状態なので良い物はできるはずもなく大スランプにハマってしまっていた。紙もののデザイン本なども読んでみたが仕事が捗ることなく期日は迫るばかり。焦り始めればどんどん追い詰められていく。悪循環に陥っていたなあ。
とりあえずこんな時は気分転換に漫画でも読もう!と本屋に足を運んだ。もはや現実逃避をしようとしていたとも言える。
だが頭は仕事でいっぱいで漫画を読む気にもなれずに足は勝手に実用書コーナーへ。
そこに平積みしてあった本に目が止まった。
「ZWARTE BEERTJES」
タイトルはなんと書いてあるが読めないがみるかぎりは洋書のようなブックカバーでグラフィックデザインが数点載っている。
それを見た瞬間に、これだ!と感じた。
中身を見ると同じようなテイストのグラフィックがさらにたくさんの載っている。しかもどれも格好いいものばかりだ。こういうのがやりたかった。そういうイメージが見えてきたように感じた。
俺は値段を確認することなく本を持ってレジに向かった。正確に覚えていないが7000円程。
財布を見ると10000円が一枚。当時の俺には貯金も何もない。これを使ってしまえば残り10日(記憶が確かではないが結構な日にちがあった)を過ごさなければいけなくなる。
だがそれ以上にこの本が俺には必要だと感じた。そしてお金のことは気にせずに購入することを決めた。
本を持ち帰り貪るように読む。数々のグラフィックが俺を刺激しているのが伝わってくる。洋書かと思ったが日本語の説明も書かれている。だが説明よりもとにかくグラフィックを見ていた。
大満足だ。もうお腹いっぱい!という位になると。俺の頭はアイデアで溢れていた。こうなると俄然やる気も出てくる。デザートは別腹と言わんばかりにもう一度見てみる。今度は説明も読みながら。
まずは最初に書いてあった文章を読む。
過去に出版された中でも最も広範囲に及ぶ、私のペーパーバックデザインの集大成となるこの本が、若いグラフィックデザイナーたちや美術学校の生徒たちにとって、何かの手助けになることを願っています。
出典:ZWARTE BEERTJES
この本は1人のグラフィックデザイナーによる作品集なのか。ディック?ディック・ブルーナ?あまり聞いたことのない名前だ。
そこで気になってインターネットで調べてみると、ミッフィーの作者が出てきた。あの時の絵本の作者?いやいや同姓同名の人だろと思って調べてみるとやはりミッフィーの絵本の作者その人のようだ。「ZWARTE BEERTJES」と本のタイトルを入力して確信できた。
この本がミッフィーを書いたディック・ブルーナの本であることなど知らなかった。グラフィックデザイナーだったこともこの時にはじめて知ることとなった。
まさかのミッフィーとの再会。というよりもディック・ブルーナとの再会。
しかも書いてある言葉がまた泣ける。「何かの手助けになることを願っています。」って。今まさに俺が助けられています。って本気で涙した。今でも書いててうっすらと泣けてきた。それほどまでに俺には感動的だった。
それからも何度も何度も読み返した。
この本に出会ってからは紙ものも好きになった。アイデアもたくさん出るようになった。まさに俺の人生を変えるほどの出会いだった。命の恩人(本)と言っても過言ではないだろう。
普段自分の写真はあげたこともないが今日は俺の愛蔵書を特別公開しよう。これがディック・ブルーナの「ZWARTE BEERTJES」のブックカバー。どれもミッフィー以前のディック・ブルーナの装丁デザイン。
この本には1955年から1975年の間のデック・ブルーナの装丁作品が400ページ以上にも及び収められている。俺が持っているのは初版1刷。今販売している「ZWARTE BEERTJES」のブックカバーとは異なる。
ブックカバーを外すとこんな感じ。可愛らしいイラストはミッフィーの面影をうっすらと感じさせる。
2005年からはブックカバーが変更され 現在入手できる「ZWARTE BEERTJES」は下記のデザインになっている。私も現在のブックカバーのものをもう一冊購入予定なのだが、結構どこも品薄だったりする。今後増版の予定などは分からないが、欲しいという方は手に入れておいた方がいいかもしれない。
※こちらはAmazon商品紹介からの画像。
「ZWARTE BEERTJES」は俺とデック・ブルーナの想いがたくさん詰まった本だ。ずっと苦楽を共にしてきた。
今でも部屋の一番見える所に置いている。本の内容もそうだが、本の存在自体がいつでも俺を支えてくれている。
これからもあなたの作品は子どもから大人まで多くの人に愛されつづけディック・ブルーナの名は永遠に輝き続ける。
心から哀悼の意を表します。