答えに迷った時に読みたくなる愛用の金言集・語録5冊を紹介しよう。
昨日ブログにも書いたが体調が悪く寝ていたがすっかりよくなった。やはりアレではなかったようだ。皆も呼称しないでいてくれたおかげ。みんな本当に優しいなあ。ありがとう。
寝疲れをしてしまい夜中に起きてしまって少し本を読んだ。
俺は普段あまり本を読まない。漁るように読んでいた時期もあったがそういった時間は滅法なくなった。
それでもたまに目を通す本がある。それは金言集や語録といったような本だ。
少し偉そうなことをいうが俺はこういった本から何か答えを知りたいと思わない。自分の答えが正しいのかどうか迷っている時に読む。
読むというよりも適当にめくって開いたページだけを読む。そこに書いてある言葉から何かを読み取る。一種のおみくじのようなものだ。それが意外にも今考えていることだったりするから不思議なものだ。
逆に何かに困っている時は本は読まずに自分と向かい合う時間をもつようにしている。そして自分自身の答えを出す。その答えに迷いがある時に本を読むのだなあ。参考にしつつ最終的に答えは自分で決める。
今ではこんなだが以前の俺は本に答えを求めていた。そこに書かれていることが正解でそのとうりにすればいいのだと。方法論やテクニックを書いた自己啓発系の本などはまさにそうだ。
ただそういう本を読んでもだいたい書いてあることが実際にはできずに自分を貶める結果となってしまう。
お前はこんな当たり前のこともできないのか?そんなじゃ生きてる意味なし!ゴートゥーヘブン!!と言われたような気になっていた。実際にそんなことは言われていないが気持ちが分かる人もいるはずだ。
まあそれは俺ができないだけなのだけれども人のテクニックを使ってできるようになってもそれはそれで別の苦しみを生み出したりするものだ。
違う自分になって成功をしてもそれは自分自身ではないからだ。自分では答えが出せなくなるのだ。だからまた答えを求めにいく。
さらに自分でやりたくないことも正解とするので自分を苦しめることに繋がってしまうのだ。結局は人の出した答えなのである。
それにこういう本は根本の解決策というのは書いていないものだ。基本的な行動やテクニック重視。いろいろ読んでみたが解決策が書いてある本はいくつかしかなかったなあ。
動け動け動けというけれども動けない人はどうしたらいいの?この苦しみをどうしたらいいの?
そんなん知らん!いいから動け!甘えんな!わっしょいわっしょい!というのが基本。
動ける人からしたら当然といえば当然だしこういう本に求める答えのベクトルが違うだろ!と言われればそれまでなのだが答えがないなら読まない!
こうして方法論やテクニックを書いた自己啓発系の本は読まなくなった。
それから人に期待するのではなくて自分と向き合い自分で答えを探すようになった。俺は誰かになるのではなくて本当の自分を大事にする方法を模索した。
また偉そうに聞こえるかもしれないが俺は俺だけなのであって他の誰でもない。自分なりの方法も答えも出せるのは自分しかいないんだなあ。そこに行き着いた。
誤解がないように言っておくが自己啓発系のすべてがおかしいということではない。俺自身も今は行動の大切さというのは重視している。
そういう意味では今まで読んていた本に答えがなかったおかげで自立することができたんだ。感謝しなければ。そして次に書きたい記事の内容も浮かんできた。良い事だらけじゃないか。
自分で答えを決めると言ってもその時に迷いはある。だって人間だもの。そんな時には先人たちの声に耳を貸すようにしている。違う目線で物事をみるとどう映るのか。そういったものが見えてくる。
そうして先人達の言葉は俺の答えの迷いを吹き飛ばしてくれる。だからこそ晴れ渡った落ち着いた心で答えを決めることが出来る。
前置きがながくなってしまったが俺が答えに迷った時に見る金言・語録を紹介していこう。かなり有名所ばかりが並ぶが何冊も読んできて残った結果だ。
松下幸之助 成功の金言365
パナソニックを築きあげ経営の神様とも言われた松下幸之助。こういった記事の紹介では必ずといっていいほど取り上げられる名書だ。経営のみならず迷いから救う数々の名言があふれている。当たり前のことばかりのようだが心のに染み渡る言葉の数々。言葉にも重みというのがあると実感することが出来る本である。ちなみにPHP研究所は松下幸之助によって設立された出版社だ。
アインシュタイン150の言葉
20世紀最大の物理学者アインシュタイン。物理学者としてのアインシュタインの専門書を読んでもまるでちんぷんかんぷんだ。俺には全く理解ができない。だが人間アインシュタインの言葉はシンプルであり分かりやすい。天才と呼ばれ続けた男の人間くさい言葉の数々は勇気を与えてくれる。
- 作者: ジェリーメイヤー,ジョン・P.ホームズ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 1997/03/31
- メディア: 単行本
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ゲバラ 100の言葉
革命家のチェ・ゲバラ。先日亡くなられたカストロと共にキューバ革命を成功に導いた男である。今回紹介した他の本と比べると攻撃性の強い言葉が多い。そう言った立場に身をおいていたのだから当然だろう。だが真実に対するまっすぐな姿勢から出た言葉は多くの気付きを与えてくれる。チェ・ゲバラの愛情深き力強い言葉の前に迷いは消える。
スティーブ・ジョブズ名語録
ここはあえて説明をするまでもないと思うがスティーブ・ジョブズはただの変人ではない。ただの嫌われものではない。なぜジョブズの言葉には力が溢れ人を魅了するのか。それはプレゼンテーションのテクニックだけではないことがこの言葉の数々から感じ取れるはずだ。
中村天風一日一話 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話
今までこの本を何人かの人に紹介をしたが中村天風を知らない人はけっこういるものだ。この記事を見た人の中にも知らない人がいるかもしれないが中村天風は元軍人で人斬り天風と呼ばれた男。その後肺結核を患い世界中を旅して治療法を探す。最終的にインドでヨーガを2年半修行し病気を治した。あの稲盛和夫をはじめ多くの著名人にも師事されていたとされる人物だ。幾多の困難を乗り越えた男の声は力強くも優しい。
詳しく知りたい人もいるかもしれないので中村天風のWikipediaリンクも貼っておこう。
論語の教え 孔子のことば・セレクト119
この本は読んだことがないのだが俺が今一番読みたい本だ。孔子というお方が気になって仕方がない。論語というものも読んでみたいがまずは その言葉の数々に触れてみたいと思っている。
基本的に金言・語録は難しいことを言ってない。簡単でシンプルだが心を打つ言葉に力を感じる。
ある一線を超えた人というのは国や時代。やっている事は違えどある一定の視野から物事をみるようになっている。全ての本を読むと同じようなことを言っていることがいくつもあるのだ。
これはある種の人間のあるべき姿なのではと思っている。人間の本能ともいうべきか。だからこそ今の時代でも人に訴えかけ心を奮わせるのだろうなあ。
1ページごとに言葉や文章が並んでいるのであまり時間が取れない人や本を読むのが苦手な人でもおすすめ。
言葉が気になったらそれぞれの本や伝記も読んでみるのもおすすめ。なぜか皆同じ経験もしている。なかなか興味深い所だなあ。またその辺はいずれ。
まず今日はこれぎり!!