ただただダラダラ佇むダダイズム

知らざあ言って聞かせやしょう。

俺とM子のロマンス〜第二章〜

f:id:onriedo:20170320144144j:plain

今日は先日書いたM子とのロマンスの続きを書こうじゃないか。また今度書こうと言って続きを書くのは珍しい俺。毎回書こうとは思うのだが他に書きたいことが浮かんでしまうと駄目なのだ。これ以上書くとまた他のことが浮かんできそうなので早速本題に移ろう。

まだ前回の記事を読んでない人は先に読んでみてほしい。

kabuku.hateblo.jp

M子は小学校の卒業とともに愛知に引っ越していった。

それから一度も会うことなく10数年の時を経てM子が目の前にいる。小学校の時はボブだった髪は背中まで伸びるロングヘアに変わっていた。すっかり大人になったM子は可愛い女子から綺麗な女性へと成長していた。

この時の同窓会には30人近くが来ていた。俺はM子と遠い席に座った。しかし席を挟んでM子の顔がいやでも目に入る。笑顔で話すのは今も昔も変わらない。

話したい気持ちと恥ずかしくて話せない気持ちが同居する。

途中で席替えがあったのだがその時もM子とは距離がある所になった。

同窓会をするのはいつも決まって同級生の親がの個人経営の居酒屋だ。時間はたっぷりある。どこかで一言でも話せればいいなあと思いながら同窓会は進んでいった。

普段の俺は酒を飲みすぎて潰れてしまうということはあまりないのだけども、この時ばかりはついつい飲みすぎてしまった。飲んだというか自然と酒が進んでしまったのだ。

2時間位が過ぎた所で30分ほどトイレに閉じこもる。完全に酒に飲み込まれてしまった。席に戻ったあとも座ってることができずに部屋の角で座布団を重ねて横になる。

何人かが大丈夫?と声をかけてくれて返事をしていたのだけども、気づいたときには数十分程寝てしまったようだ。

半分開いたボヤけた目で「水のみたい」というと、「はい」と言って水を渡してくれた。「大丈夫?のみすぎたのかな?」と声をかけてくれる女性。

とりあえず水を流し込み「大丈夫」という俺。

コップの水を飲み干すと目が覚めてきて視界がはっきりした先にM子がいた。

M子「久しぶりだね」

俺「ああ、M子か?久しぶり」

来ていたのも気づかないようにする俺。精一杯の強がり。

M子「少し話したいなって思ったから横にきちゃった。大丈夫?」

俺「うん、大丈夫じゃないけど大丈夫w」

M子「(笑)キクノスケはかわらないね」

俺「そう?w」

M子「相変わらずマイペースなところとか(笑)」

俺「そっかw」

すっかり目も覚めて体を起こそうとするがまだフラつく俺。

M子「横になってて大丈夫だよ」

俺「ありがとう」

それからお互いに近況などを話し合った。思い出話しも。だがあの時の話しはお互いに切り出さなかった。まあ十数年前の話しだ。俺は覚えているが、きっとM子はもう忘れてる。そう思っていた。

とりあえずアドレス交換をすることになり俺は携帯をM子に渡して「これが俺のアドレスだからあとでメールして」と言った。

お互いに話しも落ち着いてきた所で「はいっ席替え!」の声がかかるとM子も「またね」と言って移動していった。

俺は起こしていた半身をまた横に戻した。

 

携帯がブルッと震えたの気づいて目を覚ます。また少し眠ってしまったようだ。まだみんなは元気に飲んでいる。

携帯のメールをチェックすると、そこには見知らぬアドレス。

中身を開くと「M子だよ。これが私のアドレス」と書いてあった。

えっ?と思いM子を探し出し見つけると、M子もそれに気づき笑顔を返してくれた。

俺はM子に顔文字だけのメールを返す。

するとM子からも顔文字だけのメールが届いた。また返信する俺。そしてM子も返してくる。同じ空間にいながらメールで会話する2人。たまに顔を見合わせ恥ずかしそうに笑う。

それから少し経ち「それでは今日もありがとうございました」と宴の終了を宣言する幹事。

俺はフラフラと立ち上がりお金を渡し外の空気を吸いに先に店を出た。

ガードレールに寄っかかっていると、酔いが戻ってきたような感じがした。酒が体中に回ってる感じがする。数分するとぞろぞろとみんなも降りてきた。

街頭やネオンがチラツキ焦点が定まらない。

とりあえず駅にみんなで向かった。

駅につくと「もう1軒いく?」「いこうぜ」「夜はこれからっしょ」「私は帰る」「また今度だね」そんな声だけが聞こえてくる。俺も一言だけM子と話したかったがまだ焦点が定まらない。誰が誰だか分からない。

するとM子から声をかけてくれた。

M子「大丈夫?次も行くの?無理したら駄目だよ。アタシは帰るけど後でメールするからね」

俺「もう帰る。後でメールするよ」

M子「うん。気をつけてね」そう言ってM子は宿泊先のホテルに帰っていった。

俺は帰る組の何人かと歩きながらなんとか家についた。

 

着替えもせずにすぐに布団の中に入り眠りにつくが途中で気分が悪くなり起きてトイレにいく。まだ外は暗いようだ。

戻ると携帯のお知らせランプがチカチカと光っていた。

すぐに確認するとM子からのメールだ。

M子「無事に帰れたかな?アタシもさっきホテルについたよ。かなり酔っ払ってたね?いつもかな?(笑)今日は久しぶりに会えて本当嬉しかった。話しもできたし。でも…もうすこし話したかったな。そうだ、明日夕方頃には愛知に戻るんだけど、その前にまた◯◯駅に行って昔住んでたところとか小学校を周りたいんだけどキクノスケも一緒にいってくれる? 急だし迷惑だよね。ごめん1人でのんびり回ってくるよ。」

当時のことなので正確ではないがこんなメールが届いていた。

1人で勝手に完結する所。M子も変わっていなかった。俺はメールに返信した。

俺「明日は空いてるよ。一緒にいこう。何時ころ◯◯駅につく?」

そうメールは打ったもののこの気分の悪さで行けるのだろうか。とにかく寝なきゃ。また布団に戻り眠りについた。

次に起きた時には外は明るく鳥がさえずっているのが聞こえてくる。まだ酒が残ってるのかフラフラする。ヤバイ!今何時だ?時計をみると8時半を過ぎている。携帯を見るとまた着信ランプが点滅している。M子から5時頃にメールが来ていた。

寝れなかったかな。と思いながら内容を確認する。

M子「一緒に行ってくれるんだね。嬉しい(^o^)10時頃には◯◯駅につくよー」

俺「あいあいさー」とメールを返し急いでシャワーを浴びる。

気分はそわそわするがこれは酒によるものではない。M子とまた会える喜び。もしかしてデートか?いや、2人とは限らないから期待値は低めでいこう。いや、でもデートかもしれない。嫌でも気合が入る。

何を着ていこうか。髪型はこんなんでいいかな。当時の俺は彼女もいなくデートも全然していなかった。洗濯物も溜まっている。綺麗な服なんてない。どれもボロばかりだ。とりあえずはその中で一番綺麗だと思われるものをチョイスして駅へと向かった。

時間は10時まであと10分。まだM子は着いてないようだ。

ドキドキソワソワする俺。早く来ないかな。しかし何故かこのまま来ないでほしいような気持ちも心のどこかにあった。

10時少しすぎるとM子が改札の向こうにいるのが見えた。昨日とは違う格好だ。改札を通りぬけて俺の目の前にくるM子。

M子「ごめんちょっと遅くなっちゃったね。」

俺「ぜんぜん大丈夫。」

M子「二日酔いとか大丈夫?」

俺「余裕っすw 他誰かくるの?」

M子「2人だけだよ。とりあえず昔住んでた所見たいなあ。」

俺「良いよ。それじゃ行こうか」2人だけか……心の中のガッポーズ。

 

こうして2人の思い出の土地巡りが始まった。

俺や友達の多くが住んでいたのは一般的な団地だったのだがM子は少し離れた転勤族用の特殊な団地に住んでいた。俺はその前を通るたびにM子のことを思い出していたなあ。

2人がその団地に着く。しかし数年前から誰も住んでいなくなってしまったので中には入れない。遠くから見ながらM子は色んな思い出話しを聞かせてくれた。

楽しい話しや真面目な話し。嫌だった話し。表情をみていると、M子の笑顔の裏側が少し見えたような気がした。

次に向かったのは小学校。当時とほとんど変わらないその姿にM子は懐かしさを感じていた。

その日は日曜日なこともあり校庭開放をしていた。しかし子どもは数人。昔はもっと沢山の子が遊んでいたが今ではもっと子どもの数が減っているようだ。余談になるがこの何年後かには小学校は廃校になってしまった。

次はみんなで遊んだ場所を回る。最後は動物公園。あの場所だ。

遊具になった動物達は劣化のせいで全て撤去されてしまって今では平たい公園になっている。まるで違う場所のようだが、その空間の2人の思い出は変わらない。

ベンチに腰をかけて話す。懐かしの店で買ったサンドイッチとジュースを食べながら。

何十分も話しサンドイッチも食べ終えたころに、俺はついにあの時の話しを切り出した。

俺「あの時のこと覚えてる?」

M子「あの時のこと?うん覚えてるよ。キクノスケも覚えててくれたんだね。嬉しいなあ」

俺「俺も覚えててくれて嬉しいよ。」

M子「あの頃アタシかなりガツガツしてたよね(笑) ごめんね」

俺「いや、実はあの時俺もM子のこと好きだったんだ」

あの時にいえなかった言葉が今ではすんなり言える。

M子「そうだったの〜?なんだよお」

俺「ごめん、そういうのよく分かってなくて」

M子「いいよ。今でも言ってくれて嬉しかった。ありがとう」

それから2人の距離が少しづつ縮まってきたように思えた。

 

10数年後の告白をした俺。当時としては何でもないことだと思っていた。

しかしこのことがきっかけとなり2人の関係は大きく動き出していくのである。

また長くなってきてしまったので続きは次回。まさかの三部作。

最終章はこちら 

kabuku.hateblo.jp

 

たまには俺のロマンスの話しでもしてみようかなあ

couple on the beach

このブログでは自分語りを何度もしてきているのだけれども、まだロマンスの話しはしていなかったなあ。まあこんな俺にもロマンス的な話しはいくつかある。

その中から今日はあの子とのロマンスを話していこうじゃないか。

あれはいつの頃だったか、ある時に小学校の同窓会があった。

俺の小学校はあまり子どもがいなかったのもあり1クラスで6年間過ごした。なのでか分からないが繋がりが濃く未だによく同窓会をしていたりもする。

俺も何度か出席していたのだが、いつもだいたい同じ顔ぶれ。そして毎回同じようなことを思い出して話す。みんな笑顔でまた会おうねと散っていく。

今ではそんなことはないのだけども当時はそれがなんか辛かったなあ。これの何が面白いんだ。そんなふうに思っていたよ。

まあそう言いながらも参加していたのは俺もみんなみたく笑いたいという想いだったのかもしれない。今となってはそう感じる。みんなが羨ましかったんだろうなあ。

そしてある同窓会の時に特別なことが起こったのだ。今までとは違う顔ぶれが何人かいた。小学校の途中や卒業後に引っ越ししてしまったりした人達が来た。

その中にいた1人の女性こそ今回の話しのヒロインである。仮名だがここではキャサリーンにしておこうか。いや、イメージが違いすぎる。

なかなか決まらないのでM子にしておこう。

まあそのM子は四年生の時に愛知から引っ越してきた。そして親の仕事の関係もあり小学校卒業後にはまた地元の愛知に戻っていった。

なので実際に一緒に過ごしたのは三年間。

M子はすぐにクラスに馴染み、いつでも笑顔でとても活発だったのでクラスの人気者となっていった。彼女には他の女子にはないエクボという武器があった。そしてたまにアイドルのような仕草をする。まあそれが可愛いのも事実だった。男子からは人気があったが女子の中で嫌いな人もいたようだが。

 

当時の俺は鍵っ子で学校が終わり家に帰っても誰もいないので、放課後に遊ぶ予定がない時は学校の飼育小屋でうさぎを見ていた。

ピョンピョンと飛んだり野菜を食べたり鼻を動かす仕草を、ずっと見ていた。帰りなさいと先生達がいうまで。

6年生の最後の方にM子が忘れ物を取りに来て俺に気づいた。そしてM子とうさぎを一緒にみることに。

ずっと黙ってうさぎを見る。2人の影は一つに重なっている。

ある時にM子がこう言い出し会話が始まった。

M子「私好きなんだよねえ」

俺「俺も好きだなあ。可愛いよね」

M子「本当?」と言ってはしゃぐM子。

俺は気にせずにうさぎを見ている。

M子「それじゃ私たち付き合っちゃう?」

俺「???」

M子「だってお互いに好きなら付き合うってことでしょ?」

俺「??????」

俺「なんでうさぎ好きだと付き合うの?」

M子「???」

M子「うさぎじゃなくてキクノスケのことが好きなんだよお」

俺「???」

俺は呆然としてしまった。

M子「もういいよお」といい忘れ物を取りに行くM子。校舎から戻ってきたがそのまま校門にむかい歩いて帰っていった。

立ち尽くす俺の影は長く伸びている。

とりあえず俺も帰ることにした。家に着くとまだ誰もいない。兄のカバンは置き去りだ。きっとまた夜遅くに戻ってくるだろう。

机にはご飯の在り処を示す手紙。親も遅くなるだろう。

そんなことよりも俺はさっきの出来事に夢中だった。

好きと言われたのは衝撃的でまだ心臓がどくどくしている。

俺もM子が好きだったのだ。言われたからではなくて前から。

さらにどくどくする心臓。

付き合うとかどういうことだ?小学生の俺にはそんなことは分かるはずもない。だが同じ年齢のM子はそれを知っていた。

明日学校で会ったらなんといえばいいんだろう。とりあえず謝ろう。

ビリビリに破かれた手紙がそこら辺に散らばっている。

 

翌日早めに登校してできるだけ人の居ない時にM子に話そうと思っていた。

狙いどうりに一番最初に教室に到着。

1人

2人3人

4人5人6人

7人8人9人10人11………

他のみんなも登校を終えて先生が入ってきた。

チャイムがキンコンカンコン虚しく鳴り響く。

M子はその日学校を休んだ。

先生は風邪だと言っていたが俺は責任を感じてしまった。

次の日は普通に登校してきたM子だが話しかけることが出来なかった。M子もどこか俺を避けるように過ごす。

たまに目が合うと気まずさ倍増だ。だが俺にはどうすることもできない。

そうしてそのまま月日は流れてついには卒業式の間近を迎えてしまったのだ。

俺は1人で家にいた。あれからうさぎを見ることもあまりなくなってしまった。うさぎを見るとあのことを思い出してしまう。

すると家のチャイムが鳴る。ピンポーン。

俺は1人の時は出ないという親との約束だった。

ピンポーン。ピンポーン。ピピピピンポーン。

ドンドン。キクノスケ居る〜?

その声の持ち主はY美だ。親との約束をやぶり俺はドアを開けた。

Y美「今時間ある?みんなで遊ぶから来る?」

俺「いいよ」と言いながら靴を履き外に出る。

向かった先は動物公園。動物の遊具がたくさんある公園だ。

ヒビだらけキリン。鼻の折れた象。鉄骨が飛び出しているライオン。

遊具となった動物達が遊び相手を探している。

まだ俺たち以外に誰も来ていない。

そこにM子が現れた。

俺は気づかないふりをしてブランコで遊んでくると言いその場を離れようとした。

Y美「ちょっと待って。M子が話しがあるみたいだから

俺は遊具になった動物のように固まった。その違いといえば、どうしたらいいのかという思考のみ。

M子が2人のもとにくるとY美は「あっちで待ってる」と言って遠ざかる。

M子「ずっと話せなかったね?」

俺「うん…」

M子「ごめんね。アタシのせいだよね。」

俺「いや…ちがっ……」

M子「キクノスケは優しいから。他に好きな子がいるんだもんね。ごめんね」

M子はそう言いながら泣いていた。

その涙をみたら俺は何もいえなくなってしまった。

M子「アタシ卒業式が終わったら愛知に戻るんだ」

俺「えっ?そうなの?」

M子「うん。お父さんの仕事だから」

俺「そっか……寂しくなるねえ」

M子「ありがとう」

そう言うと手に持っていた袋を俺にくれた。中身はハンカチとミサンガだった。

M子「アタシのこと忘れないでね?」

涙でいっぱいの目を潤ませながら精一杯の笑顔でそう俺に言った。

俺「うん。忘れないよ。ありがとう」

それを聞いたM子は待っていたY美の所に行き肩に顔をうずめるように泣いている。

俺もM子が好き。その一言をいう勇気がなかった。

俺はどうすることもなく立ちすくんだ。

遊具となった動物達は黙ってみんな俺のことを見ている。頭が真っ白だ。もはや遊具の動物と俺との違いが分からない。

しばらくするとみんながぞろぞろやってきた。そしてみんなで遊んだり話したりした。

時計の針がピタッと真っすぐになるまで。

M子にはいつもの笑顔が戻ってきている。

彼女の笑顔は本当の笑顔ではないのかもしれないと、その時に子どもながらに感じていた。

そして卒業式が終わりM子は愛知に帰っていった。

 

書いててもなんか懐かしい感じがしてきたよ。このM子との再会からを書こうと思っていたのだけども思い出したらついつい書き過ぎてしまった。

ある意味で純情なロマンスな部分ではあるのだけれども、2人は10年以上の時を経て再会しどうなっていったのか。まさかの展開が待っているぞい。

それはまた次に書いていこうじゃないか。

第二章へ続く 

kabuku.hateblo.jp

 

今の俺が親父に思うこと。

f:id:onriedo:20170316182903j:plain

今日は久しぶりの自分語り。というか自分の親父語りか。

以前にも書いたが俺の親父は、世間でいう良い親父ではなかった。暴力、酒、愛人、金を家に入れない。そんな父親だった。

昔はそれこそ怒りが込み上げてくるほどに嫌いだった。嫌いというよりも恨んでいた。一度縁を切ったこともある。正直な所道連れにしたいとも思っていた。まあ俺自身も生きていても意味がないと思っていたころの話しだ。

親父はもう八年前にあの世に行ってしまった。俺は親父のことは生前に許すことはできていたが喧嘩ばかりで最後まで本当の意味での仲直りは出来なかった。

今となっては旨い酒を一緒に飲みたかったなあ。それだけは心残りだ。

そしてこの何年か特に思うことがあるのだけれども、今この年齢になり俺が8歳頃の親父の年齢と今の俺を思い浮かべてみる。今の俺には正しい判断ができるとはとても思えない。それは親父も同じだったはずだ。この記事を読んでいる皆さんが何歳かは分からないが、今思うことが全てではないのは分かるはずだ。年齢を重ねていれば特にそう思うだろう。若いころに思っていたたことが、今では違う風に思えたりもする。あの時に感じた、これ絶対真理だろ!がもろくも崩れる経験なんて何度もしているはずだ。親だってそれは同じだと思うんだ。

親から子どもの頃に言われた言葉。そこには迷いがあったのかもしれない。親自身も感じたばかりだったことかもしれない。まあ何も考えていなかったのかもしれない。つまりは正しい言葉や行いではなかったということ。30歳、40歳で完成している人間なんてほんのわずかだと思う。もしかしたら居ないかもしれない。親の立場になってみるとあの頃はそうだったのかな。こういう気持ちだったのかな。そんな風に寄り添うことができる。

さらに言うと俺の親父は今でいえば社会不適合者だったであろう。少しおかしいのだ。他の父親とは違った。これは俺だけが感じていたことではなく、周りの友人にも言われたことなので変だったのは確実だ。

まったく俺と同じだ。だが俺との違いでいえば、親父はサラリーマンとして長い間働いていたこと。後に事業主とはなるのだが。
つまりは俺ができないことを親父はしていたのだ。辛いこともあっただろう。我慢したことも。一般的に見れば当たり前だと思うかもしれないが、社会不適合者にとっては当たり前ではない。今の俺にはそれはできない。まあできないというよりもしない道を選んだ。

だからといって暴力が許されるのかといえばそうではないのだけれども、それは親父が未熟だったのであろうと思っている。だがそれもなければ今の俺もない。良い悪いを抜きに俺だけの人生目線で考えれば必要悪だったのだ。だから感謝もしている。

親父は大きな問題を抱えていた。きっと生きているのにも苦しかったのだと思う。今よりもそういうものの受け皿もない時代だ。俺が世に出てから受けた苦しみよりももっと多くの苦しみを感じていたのかもしれない。多分、俺もその時代に今の年齢だったらと考えると、もっと過酷な人生になっていたのではないかと思うんだなあ。

実際の親父のことは本人にしか分からない。どれだけ考えたところで理解できない部分もあるだろう。まあそんなのは所詮無意味なことだ。

理解できずとも俺は親父のすべてを受け入れる。

昔の親父はただただ怖かったよ。

ただただ嫌いだったよ。

ただただ憎かったよ。

そして俺はただただ寂しかった。

でも俺は心のどこかで親父は格好いいんだと思っていたんだ。

今でもそれは変わらいない。いや、昔以上にそう思ってる。

今日位は枕元に出てきてもらってかまわない。もしも幽霊の親父でも骸骨だって構わない。どんな親父でも受け入れるよ。

だから今日は一緒に飲もうじゃないかい。

誕生日おめでとう。親父。

 

まず今日はこれぎり!

はてなブログの目次機能にスライド式の開閉ボタンを付けてみよう!目次だけじゃなくてアレもコレも?

f:id:onriedo:20170315171356j:plain

今日は先日のセクシーなお姉さんの出し方(トップへ戻るボタン)を予定していたのだけれども急遽予定を変更! 

kabuku.hateblo.jp

 このはてなブログでも目次が使えるということで昨日試してみたのだけれどもこれがなかなかもって楽ちんベイベーなもんでこのブログにも取り入れてみようかなっと。

まあ俺が今更書くことではないと思うがはてなブログで目次を表示したい時には下のようなコードを表記をすると自動的に目次になる。これはHTML編集等に書かなくても普通に見たままモードの所に書けばいいようだ。やはり楽ちんベイベーだ。

[:contents]

目次に設定されるブブン。

このはてなブログの目次機能なのだけども、目次を作らなければいけないの?と思うかもしれないがその必要はない。見出しに設定されたブブンが自動的に目次として扱われる。編集画面だとタイトルの下に見出し設定の機能が用意されている(PC画面 ※写真1) HTMLタグだと<h3><h4>で囲まれる。

f:id:onriedo:20170314031352j:plain(※写真1見出し機能の場所)

続きを読む

本日このブログの記念日であるぞい!そこでっ!!

2

俺がこのブログを始めたのは今年の1月12日。一応今日でまる2ヶ月となるんだなあ。最初は歌舞伎キャラでブログを書いていこうと思っていたのだけども、それも初日に破綻。あの時はどうなることかと思っていたものだが今こうしてブログを続けていられるのも皆様のおかげだ。心から感謝している。ありがとうございますぞいっと。

まあ今月の前半はちょっと集中出来る時間がなかったのもあってふざけた記事ばかりになってしまったがこれからまた色々と書いていければとな!

そうそう、多くのブログを見ているとやっているのを見て不思議に思った企画がある。PVや収入報告というものだ。月が変わってからというものお祭りのように皆がやっているのを見ていたのだけれどもあれは誰に向けて何の意図があって書いているものなのだろうか?決算報告のようなものなのか?はたまたブロガーのお約束的な何かなのだろうか?

もちろんこれはアイロニーではないのだよ。本当に分からないのだ。

いや、良いんだ。知っていても言わないでおくれよ諸先輩よ。
やってみればその意味が分かるかも知れないし何事も経験をしてみなければ本質なんてわかりゃしないんだ。
だから俺も記念にやってみようじゃないかい。

っということでこのブログ二ヶ月目の報告!!

収入→0円  まだ広告を貼ってない!!
PV →?? アクセス詳しく見てないから分からない!!

うん、この感覚なんとなく分かる!この言い切る感じ。確かに気持ちがいい。マイルドマーベラスと言った所だろうか。
まろやかな味わいが口の中にふんわり広がると言えばわかりやすいだろうか。コーヒーにはクリープを入れた方が飲みやすくなる。だが俺はブラックで飲むんだ。苦味や酸味にコク。コーヒーの味わいというのはそこにあるからだ。
だが正直味わい自体は俺はあまり分からない。

さてそろそろ本題に戻ろう。

と言ってももう書くこともなくなってしまったのだけども。あっ一つ気になるのはAmazonのほしいものリストというのはやってみたいと思っている。

まだリンクは用意していないがリストを作りほしい物を詰め込んでいる最中である。

皆財布の紐を緩めてまっていておくれよいっとw

まず今日はこれぎり!

ブログにセクシーなお姉さんを出現させる方法を紹介!しようと思ったのだけども

f:id:onriedo:20170311172516p:plain

最近見た映画は「キャプテン・フィリップス」だ。

あいかわらずトム・ハンクス漬けの日々を送っている俺である。

みなさんは何漬けだろうか?

このブログのカスタマイズとして先日から「トップへ戻る」ボタンを設置してみた。クリックするとブログの一番上まで戻るあれだ。

PCのみなのでスマホの人にも分かるようにGIF画像を用意してみた。

 

f:id:onriedo:20170305040554g:plain

動きはこんな感じなんだなあ。画面を下にスライドさせるとボタンが下から上がってきて画面を上にスライドさせるとボタンが下がる仕組み。

ボタンは画像にしたのだけれどもヘッダーと同じようにボツになった素材を集めて作ってみた。ブリジット・バルドーのような女性とビニールテープと文字をあわせただけなんだけどねえ。

当初はもっとセクシーなお姉さんの素材があったのでそっちを使いたかったのだがそちらばかり見られて記事を読んでもらえなければ本末転倒だ。

なので少々控えめなセクシーさにしておいた。大体俺はそのセクシーなお姉さんの素材を何に使おうと思って購入していたのだろうか。もはや昔の自分が理解できない。

もちろん出せるのはセクシーなお姉さんでなくても可能だ。たとえば勇猛果敢な戦士を登場させることも可能だ。

f:id:onriedo:20170311041637p:plain

 

さらにはアツアツのご飯の上に梅干しを乗せようとしている写真を登場させることも可能だ。

f:id:onriedo:20170311052529g:plain

梅干しがあればご飯何杯だって食べられる。やる気になればなんだって出せるんだ。

この素材もなぜ購入していたのだろうか。

本来はもう一つ落ちに使うネタがあったのだがそれはあまりに恐ろしすぎるためにお蔵入りにした。

せっかくの土曜日の皆さんのるんるん気分を害したくないからだ。

そんな訳で「トップへ戻る」ボタン紹介をしてきたわけなのだけれどもお分かりいただけただろうか?

つまりはボタンをクリックすると画面のTOPに戻るのだ。

セクシーなお姉さんも勇猛果敢な戦士も関係はない。

あつあつのご飯と梅干しなんてもっと関係がない。

まあ写真や画像をボタンに使うとなると基本的には透過(背景が透けてるやつ)してるものを使うことになる。そうしなければ最悪サイドバーや本文に被って読めなくさせてしまうからだ。

そういう意味ではあつあつのご飯と梅干しもブログには邪魔なんだ。

大事なのはそこなんだ。遊んでいる場合ではない。

物事に敏感な俺はそのことに気づいてしまったのだ。

まあそんな訳なので今回はHTMLとCSSとjQueryを使ったトップへ戻るの方法を紹介しようじゃないか。

っと思ったのだが急遽予定が入ってしまった。帰宅後にコードも含めて紹介をしようと考えもあったのだけれども、これはこれで出してしまおうという決断に至った。

もちろんコードは用意してあるので後に出すのだけれども。今日は無い。

かたじけない!! 

まず今日はこれぎり!

続報!はてなブログとWordPress。

Seo

最近見た映画は「ターミナル」「インフェルノ」「ハドソン川の奇跡

トム・ハンクス漬けの日々を送っている俺である。

みなさんは何漬けだろうか?  

さて、シリーズ化決定と言っていてなかなか書いていなかった、はてなブログWordPress。サボっていたわけではなく少し眠らせておいた。

kabuku.hateblo.jp

今のところはまだまだはてなブログ優勢といった所だがWordPressも徐々に追い上げをみせている。来月辺りには差はもっと縮まってきているだろうなあ。半年で形勢逆転もあり得る勢いになっている。

ちなみに先日のGoogleアップデートの後の動きを追ってみるとビッグワードはごっそり順位を落としている。というか今まで上位に簡単に入れすぎていたというのもあるのだけれども。なのでこれは想定内の動きなんだよねえ。今までが異常なのであ〜る!

逆にビッグワードを狙ってしっかりと作り込んだ記事は順位を上げた。というよりも他のが吹っ飛んだのであろうなあ。Googleもしっかり仕事をしたという結果なんだろうねえ。

逆にミドルワード、スモールワード、ロングテールは順位変動は大きく変化はなかった。むしろ簡易的なまとめも未だ上位に残っている。まあ狙ってるキーワードがそこまで強いものではないので一概にはいえないのだけどもねえ。

ちなみにビッグワードというのは例えると「お茶」みたいなものである。ミドルワード、スモールワード、は「お茶 淹れ方」「お茶 急須 穴」「お茶 トイレ 近くなる」みたいな感じだ。簡単過ぎて説明にもならないがイメージ的に。

まあこんな感じでいまのと所様子をみている。後は先日から内部リンクの強化を始めた。

内部リンクというのは自分のブログ内の記事へのリンクである。他の人からへリンクを貼られるのは外部リンクだ。

基本的には関連記事やサイドバーの最新記事などもその一つになるのだけれども、ここからのリンクパワーというのは極めて薄い。以前はグーグルも進めていてSEOとしての価値も与えていたようだがその価値を否定しだしたのだ。

SEO以外では関連記事の重要性というのもあったりする。つまり別の役割が有るということなのだなあ。

それじゃ本当の内部リンクとは?ということになるがこれはつまり本文に張られたリンクになる。最終的に吐出されるコードを見ればヒントが隠されている。感覚的に分かる人もいるだろう。

内部リンクを強化するといって全ての記事に内部リンクを張り巡らそうというのを紹介しているのをいくつかの記事で見た。実戦してる人もいた。

それはカルピスウォーターの味に飽きてカルピスの原液を買ってきたのに水をいっぱい入れて結局カルピスウォーターと同じ味にするのと同じだ。

つまりは味が薄まってしまう。

なにが言いたいかというと内部リンクはむやみやたらとするのではなく構築する必要があるということだ。ピラミッド型にしたり。他にもいくつかある。そこまでやるというのを面倒という人もいるだろうしブログでは薄くてもいいから全部にはる人もいるだろう。

ブログにより違いもあるし全ての記事にリンクを貼った方がいい場合もある。WEBサイトの場合も違う。時と場合によるのだけれども自分のブログはどうするのが良いのか分からずにやってしまうと折角の効果が薄れてしまうものだ。最悪足をひっぱることもあるんだよねえ。

ブログによって違うのでレクチャーは難しいから自分のブログで上手くできたからといって他の人のブログで上手くいく保証はないということだなあ。

これが完全無欠のブログンローラー!だとレクチャーをしているのをたまに見ると恐ろしくも思う時がある。

でもそういうのも含めてブログなんだなあというのも分かったような気がするんだよねえ。つまりはブログは平和なんだなあって。もちろん良い意味で!

まず今日はこれぎり! 

俺のライバルは昨日の俺。

003 - 06/13/08

昨日今日とブログをお休みしようと思っていたのだけれども嫁ちゃんが昼寝中なのでちょこっとブログを書こうと思う。

俺のライバルは昨日の俺。

ちょっと格好いい感じの言葉だなあ。ただあまり役立つ記事ではないことは先にいっておこう。まあいつものことだが。

何かというと、先日TwitterマーベラスBotを作ったという話しをしたのだけれどもそのTwitterBotに問題があった。

kabuku.hateblo.jp

まずはリプライの中にマーベラスという言葉が含まれていると、マーベラスと自動返信する機能をつけたのだが、これが上手く動いている。大体10秒以内には返せるようだ。

しかし、自分も手動でリプライをしようとすると、俺よりも先にマーベラスBotが「マーベラス!」とリプライしている。

そして、数時間に一回つぶやく機能があるのだが、俺が手動でつぶやくよりも「いいね」されているではないか。

もちろん俺がマーベラスBotを作り登録した言葉も俺が考えたものだ。だがなんだろうこのもやもやした気持ちは。

まさかマーベラスBotにジェラシーを覚え始めているのだろうか?

以前にも書いたのだが俺は自分と人とは比較をしない。比較することを辞めたのだ。

だけれども自分となると話しは別のようだ。俺は今自分とマーベラスBotを比較している。

自分が作ったロボットというか機能を意識してしまっている。

まさに俺のライバルは昨日の俺。いや、俺のライバルは機能の俺。である。

お後がよろしいようで。

まず今日はこれぎり!

© 2016 知らざあ言って聞かせやしょう.